日本薬学生連盟様第20回年会にて講演させていただきました。

第20回年会「薬学生の集い」

3月17日(日)に近畿大学で開催された日本薬学生連盟様の第20回年会「薬学生の集い」のワークショップにドーピングガーディアン体験会とアンチドーピング講演という形で参加させていただきました。

アンチドーピング講演(20分)

私が講演させていただきましたのは90分ワークショップ企画なのですが、まずは20分ほどアンチドーピングやスポーツファーマシストの現状などを簡単にお話しさせていただくと共に、ドーピングガーディアン開発の経緯などについてお話させていただきました。

ドーピングガーディアン体験会

講演後、メイン企画であるうっかりドーピング防止カードゲーム「ドーピングガーディアン」を参加者全員でプレイして頂きました。今回は定員20名を上回る薬学生の方にご参加いただき5~6名を1グループとして4グループに分かれてプレイしていただきました。

まずはひとつのグループに簡単にルール説明を兼ねたテストプレイを参加者の皆様に見ていただき大まかなルールや流れを把握していただき、その後各自テーブルに分かれドーピングガーディアンをプレイしていただきました。

薬学生とドーピングガーディアンはとても相性も良く、皆様ゲームを楽しんで頂くと共にアンチドーピングやスポーツファーマシストの役割について議論を展開されておりました。
40分ほどの時間でだいたい3~4回ほどプレイしていただきゲームをプレイする中で起きる疑問点などを各グループ周辺をまわるスポーツファーマシストなどがお答えし、知識の向上をサポートいたしました。

ドーピングガーディアンは通常のアンチドーピング研修とは異なり、具体的な禁止物質などについてあまり言及しません。というのもドーピングの禁止物質というものは無数に存在するの同時に日々、禁止物質などが更新されていくため、具体的な医薬品名を研修でお伝えしたとしてもその物質が次の年にはどういう扱いになっているか定かではないためです。

そこで私たちは無数にあるドーピング禁止物質を把握し、アスリートからドーピングから守ることが出来るスポーツファーマシストとアスリートや医療従事者を含むサポートスタッフ繋げるノウハウを学んで頂くきっかけとしてドーピングガーディアン体験会を実施しております。

ドーピングガーディアン体験会では通常のアンチドーピング研修会とは異なる双方コミュニケーションによる学びにより、より実効性の高いうっかりドーピング防止ノウハウを取得することができます。

質疑応答

ドーピングガーディアン体験のあとはWEBツールを使用した質疑応答でした。今回はWEBツールを利用した匿名による質疑応答で「ドーピング相談の実際」「スポーツファーマシスト」「東京五輪」など薬学生ならではの幅広い内容でこちらも改めて考えさせられるものもあり大変有意義なイベントとなりました。

 

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