2024年9月2日、インドネシアのバリ島にある小学校で、アンチドーピング教育の授業を行ってきました。今回の授業は、大阪産業大学の学生さんたちとの共同プロジェクトの一環として実施され、アンチドーピング啓発だけでなく、医薬品の適正使用についても子どもたちに伝える内容となりました。
大学生と子どもたちの触れ合い
このプロジェクトでは、大阪産業大学の学生さんたちと一緒に、現地の子どもたちと直接触れ合う機会が設けられました。学生さんたちが、子どもたちに対して優しく接しながら一緒に学ぶ姿は非常に微笑ましく、すぐに打ち解けていました。大学生たちが進行するワークショップ形式の授業では、子どもたちが楽しみながらドーピングや医薬品について学んでいる様子が印象的でした。
アンチドーピングから医薬品適正使用へ
今回の授業では、「ドーピングガーディアン」を使ったゲームや体験型の学習を通じて、ドーピングのリスクを伝えるだけでなく、日常生活での医薬品の適正使用の重要性にも焦点を当てました。大学生と子どもたちが一緒に考え、薬を使う際には必ず大人に相談することや、自己判断で使用しないことの大切さを学びました。こうして、スポーツや健康に限らず、日常生活全般で役立つ知識を共有できたことは大きな収穫でした。
ドーピング妖怪の絵馬をプレゼント
授業の最後には、「ドーピング妖怪」の絵馬を特別にプレゼントしました。この絵馬は、ドーピングや薬物の誘惑から子どもたちを守るという願いが込められたオリジナルグッズです。子どもたちは、絵馬を手にすると目を輝かせて喜び、笑顔で話していました。
先生からの感想
現地の先生からは、大学生と子どもたちが一緒に学び、楽しみながら医薬品の適正使用について考える姿が非常に素晴らしいとの声をいただきました。大学生の積極的な参加が、子どもたちにとっても身近な手本となり、アンチドーピングや薬の使い方について深く考える機会を提供できたことは、現地の教育にも良い影響を与えたと感じています。
今後の展開
今回の活動を通じて、大阪産業大学の学生さんたちとの共同プロジェクトが新たな教育の形として成功したことを確信しました。今後もこの経験を活かし、大学生と地域の子どもたちが触れ合いながら学ぶ機会をさらに広げていきたいと思います。アンチドーピング教育と医薬品の適正使用啓発を通じて、より多くの子どもたちに健全な生活習慣を身につけてもらえるよう、引き続き活動を続けていきます。
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