2025年1月25日・26日に開催された 全日本ジュニアユースマスターズライフセービング・プール競技選手権大会2024 において、公益財団法人日本ライフセービング協会より依頼を受け、アンチドーピング啓発活動(アウトリーチプログラム)のコンテンツ提供、資材協力、運営サポートを行いました。
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「遊びながら学ぶ」体験型アウトリーチブース
今回のアウトリーチでは、自社のキャラクターコンテンツである 「ドーピング妖怪」 をコンセプトに、アンチドーピングを 「遊びながら学ぶ」 ことができる体験型ブースを展開しました。
「ドーピング妖怪」とは?
ドーピング妖怪は、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)の禁止表国際基準に基づく禁止物質や禁止方法のカテゴリーを妖怪キャラクター化したものです。
このユニークなアプローチにより、専門的で難しくなりがちなアンチドーピングの知識を、選手やジュニア世代が直感的に理解できるように工夫しています。
メイン企画は「ドーピング妖怪ボッチャ」 です。
このゲームでは、ドーピング禁止物質をキャラクター化した「ドーピング妖怪」の的を狙いながらボッチャを楽しみ、競技のルールとともに、ドーピング禁止物質や禁止方法の影響について自然に学べる仕組みになっています。
さらに、より深い理解を促すために、以下のコンテンツも併設しました。
- 妖怪のパネル展示
WADAの禁止物質や禁止方法ごとにキャラクター化したパネルを設置し、視覚的に学べる工夫を施しました。 - サイネージを活用した啓発動画コンテンツ
映像を通じて、ドーピング防止に関する知識やその重要性をわかりやすく解説しました。 - アンチドーピングが学べるARゲーム
スマートデバイスを活用し、クイズや体験型コンテンツを通じてよりインタラクティブに学べる仕組みを提供しました。
これらのコンテンツを組み合わせることで、「楽しく学ぶ」 ことを重視したブース設計となり、参加者にとって身近な形でアンチドーピングを意識する機会を提供しました。
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参加者の反応
開催2日間で延べ約200名がブースを訪れました。特に小学生(1~6年生)の参加が多く、保護者と一緒に何度も挑戦する姿が印象的でした。
「ドーピング妖怪ボッチャ」では、
✅ 「常時・大会時の禁止物質」
✅ 「特定競技のルール」
✅ 「禁止方法」
といったカテゴリー分類にも気づく選手も多く、自然と知識が身についていく様子がうかがえました。
また、「別の大会でもやりたい」「もっとやりたい」という声も多く寄せられ、アンチドーピングの学びを 「体験型コンテンツとして楽しみながら学べる」 ことの重要性を改めて実感しました。
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トップアスリートとの交流
大会では 「The World Games 2025」 に向けた日本代表チームの記録会も行われており、日本代表のトップアスリートもアウトリーチブースを訪れ、「ドーピング妖怪ボッチャ」を体験しました。
すでにドーピング防止の知識を持っている選手たちも、ゲームを通じて改めて学びを深める機会となりました。また、ジュニア選手が日本代表選手にサインを求める場面もあり、ブースが トップアスリートとの交流の場 としての役割も果たしました。
競技団体・スポーツチームの皆様へ
私たちは、今回のような アンチドーピング啓発活動の企画・運営サポートを競技団体やスポーツチームからの依頼を受けて実施しています。
- 選手やスタッフに向けたアンチドーピング教育を充実させたい
- 体験型のプログラムを取り入れ、楽しみながら学ぶ機会を作りたい
- 試合会場や合宿で啓発活動を取り入れたい
といったご要望があれば、お気軽にご相談ください。「ドーピング妖怪ボッチャ」 をはじめ、サイネージやARゲームを活用した 「エンターテインメント×アンチドーピング教育」 の企画提案が可能です。
競技の公正性を守り、選手たちがクリーンな環境で競技に取り組めるよう、今後もこうした活動を続けていきます。
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