スポーツファーマシーで薬局が変わる|地域とつながる新制度とみどりや薬局の実践

こんにちは、ドーピングガーディアンを運営している、みどりや薬局の清水です。

このブログでは、カードゲーム「ドーピングガーディアン」を通じて、ドーピング防止や薬の正しい使い方を楽しく学べる情報を発信していますが――
今日はちょっと視点を広げて、ドーピングだけじゃない、薬局とスポーツの新しいつながり「スポーツファーマシー®


■ 「スポーツファーマシー」って聞いたことありますか?

正直に言うと、ほとんどの人が聞いたことがない言葉だと思います。

でもこの「スポーツファーマシー」、2024年に新しくスタートした制度で、
薬剤師がスポーツを通じて地域の人々の健康を支えていくための新しい枠組みなんです。

これまで私たち薬剤師は、選手のドーピング防止を支援する「スポーツファーマシスト」として活動してきました。
実際、ドーピングガーディアンもその活動の中で生まれた教材です。

けれど今は、もっと広い視点で、子どもから高齢者まで、地域全体の健康づくりに関わることが求められる時代になってきています。


■ スポーツファーマシー®でみどりや薬局が目指すもの

スポーツファーマシーの基本的な考え方はとてもシンプルです。

「スポーツの力」と「薬剤師の知識」で、地域の健康を守る

たとえば、こんな活動がその一部です:

  • 子どもたちへのカフェインや薬物乱用の教育

  • eスポーツイベントでの健康相談やドーピング啓発

  • 高齢者の運動支援やフレイル予防

  • 学校やクラブチームでの講演活動

みどりや薬局では、ドーピングガーディアンの活用も含めて、こうした活動を通じて「薬局とスポーツがつながる未来」を形にしています。


■ ドーピング防止から、地域の健康支援へ

ドーピングガーディアンは、元々アスリートの「うっかりドーピング」を防ぐために開発した教材です。
でも、いまはそれだけではなく、子どもたちに薬の正しい知識を伝えるきっかけになったり、
eスポーツを楽しむ若者たちと健康について考える入口になったりしています。

これはまさに、スポーツファーマシーの目指す方向と重なっていると感じています。


■ 最後に

「スポーツファーマシー」という言葉は、まだまだ知られていません。
でも、みどりや薬局は「ドーピングガーディアン」の活動とともに、
この新しい制度を活用しながら、地域に根ざした薬剤師の未来をつくっていきたいと思っています。

スポーツと薬の力をかけあわせて、子どもも大人も安心して楽しめる社会へ。

これからも「ドーピングガーディアン」と「みどりや薬局」の挑戦を応援してください!

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