イベント開催報告
第二回ドーピングガーディアン体験会inタカゾノ東京ショールーム
平成30年6月2日(土)(株)タカゾノ東京ショールームにおいて
第二回ドーピングガーディアン体験会を開催いたしました。
当日はスポーツファーマシストをはじめ教育関係者の皆様のご参加を賜り、大盛況となりました。
~当日のプログラム~
第一部 遠藤 敦氏セミナー(株)アトラク
現在のアンチ・ドーピング界の動向やドーピング検査、違反事例の傾向などの紹介と今後スポーツファーマシストをはじめとするアンチ・ドーピング関係者が啓発活動を行っていくにあたってのポイントなどを解説いたしました。
第二部 ドーピングガーディアン体験会
ドーピング防止教育用カードゲーム「ドーピングガーディアン」を参加者に体験していただきました。参加者は4~5名のグループに分かれ、スポーツファーマシストからの説明を受けながら、40分程度で意見交換をしながら、各グループ3~4回ドーピングガーディアンをプレイしました。プレイ回数を重ねる中で参加者同士による議論やドーピングガーディアンの活用法の検討などが活発に展開されました。
ドーピングガーディアン体験の感想の一部
- アスリート向けの講習会に最適。さっそく使わせていただきたい。
- ドーピングへの意識がまだ低い中高生アスリートに学びの一環として気軽に受け入れられそう。
- 知らないために「うっかりドーピング」をやってしまうということが良く伝わるカードゲームでした。
- ドーピングやスポーツをするにあたっての心構えを楽しみながら学べて、コミュニケーションツールとしても役に立つと思いました。スポーツファーマシストについて知ってもらえる良いツールだと思います。
- ゲームに熱中すると、もしかしてと思いながらも、不用意にお薬を使ってしまうアスリートの気持ちが理解できた気がした。
- ゲームを通して、うかつに薬やサプリを使用してはいけない事や、何がドーピングに当たるのか知りたくなるような研修だった。アスリートの気持ちがわかった。
- アンチドーピング研修のアイスブレイクで利用でき、簡単にドーピングの仕組みが理解できると感じた。
- 地域で行う健康フェアでお子様にも楽しんでもらえる企画で悩んでいたが、早速ドーピングガーディアンを活用しようと思いました。
第三部 ワークショップ~アンチドーピング活動の今後~
ドーピングガーディアン体験後、グループごとにアンチドーピング活動とドーピングガーディアンの今後について意見交換を行っていただきました。
ワークショップでの意見
- 2020年東京五輪やその先を見据え、ぜひアンチドーピング教育を学校などで推進する必要がある。そんな時、スポーツファーマシストを中心にドーピングガーディアンなどのツールを利用した教育を行えば世界的にも新しい取り組みとなると思う。
- 現在のスポーツファーマシストは正直、あまり活動が出来ていない。このようなツールを使って多くのスポーツファーマシストを活用していければいいと思う。
- とにかく、スポーツファーマシストをはじめとする薬剤師の活動をもっとPRした方が良い。このままではせっかくの素晴らしい能力が埋もれたままになってしまう。
- 地域イベントなどで薬剤師会が薬剤師やスポーツファーマシストの活動を紹介するブースでドーピングガーディアンを活用すれば、とても効果的であると感じました。
- 内容を少しアレンジして薬学実習などで活用できれば、いろいろな可能性がありそう。
私たちはこれかも
うっかりドーピングをしたくない、させたくない!
を合言葉にうっかりドーピングからアスリートを守る活動を続けてまいります。
https://www.doping-guardian.com/
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