2025年1月31日 相模原市薬剤師会でアンチドーピング研修を実施

【相模原市薬剤師会アンチドーピング研修「気軽に取り組むアンチドーピング地域活動」】

2025年1月31日、相模原市薬剤師会にて、「気軽に取り組むアンチドーピング地域活動」 をテーマに研修の講師を務めました。

これまで、スポーツファーマシストはアスリートのドーピング防止を支える専門家としての役割が強調されてきました。しかし、最近の発表により、スポーツファーマシストの活動範囲がスポーツ界を超えて、地域の健康教育へと広がる ことが期待されています。

この流れを踏まえ、今回の研修では、スポーツ界で培われた知識や経験を活かしながら、地域薬剤師としてどのようにアンチドーピングの視点を活用し、地域住民の健康リテラシー向上に貢献できるか についてお話ししました。

ドーピングガーディアン体験で「うっかりドーピング」を実感

研修では、「ドーピングガーディアン」 の体験会を実施しました。参加者の皆さんには、ゲームを楽しみながら、知らず知らずのうちに「うっかりドーピング」をしてしまうリスク を体験してもらいました。

日常的な医薬品やサプリメントの使用が、意図せず競技規則違反につながる可能性があることを、ゲームを通じて体感することで、スポーツファーマシストとしての責任の重さを再認識していただけたようです。

また、アンチドーピングの知識はアスリートだけでなく、一般の人々の健康管理にも応用できる ことを共有し、スポーツファーマシストの役割をより広く地域に活かすことの重要性についても議論しました。

これからの展望

研修後、参加者の方々からは、
地域の薬局でもアンチドーピングの視点を取り入れた健康相談を実施したい
医薬品の適正使用に関する啓発活動を強化していきたい
スポーツをしている人だけでなく、地域の子どもたちや高齢者にも知識を広めたい
といった前向きな意見が多く寄せられました。

アンチドーピング活動は、競技スポーツだけのものではなく、日常の健康管理や医薬品適正使用の意識向上にもつながる ものです。

今後も、スポーツファーマシストとしての知識を活かし、地域全体の健康教育に貢献できるような取り組み を続けていきます。アンチドーピングの考え方を、より身近なものとして広げていけるよう、引き続き活動を進めていきます!

講演、執筆、ドーピングガーディアン体験会随時受付中!

スポーツ団体、教育機関、行政機関、薬剤師会などアンチ・ドーピング講座やドーピングガーディアン体験会などのご依頼はお気軽にお問い合わせください。

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